朝晩めっきり寒くなって参りましたが、まだユニクロのインナーとモモヒキで寝ているピロピロです。

このような季節になって参りますとあの季節がやってきたなと思うようになりました。

そう、アイツです。アイツ。
横歩きしかできない中国生まれのアイツ。
そう、上海蟹。
別名チュウゴクモスクガニ。

実はピロピロ、カニは大好きなんだけど上海蟹は3年前まで食べたことがありませんでした。
持ってたイメージはバブルの時代によく食べられててみんなでチュウチュウ吸っててナニがうまいんだ?ってカンジ。あとはホリエモンが上海蟹が大好きだっていってたなーぐらいなのでそれまで個人的に上海蟹には興味がなく、食べたいとも思ってなかったんだけど3年前に松陰神社の中華なお店を知って食べて以来、毎年食べねばならない程ダイスキになってまいましたー。

コレを知らなかったコトが勿体無かったいや、損してるでそ!と思うぐらい。

さて、上海蟹には九雌十雄っていう中国のコトバがあるぐらい季節モノなんだそう(九月は雌が美味しくて十月は雄が美味い)。
日本の季節に合わせるとだいたい雌は10月から11月、雄は11月から12月ぐらいになるみたいね。

さーて、そんなワケで今日は上海蟹を食べに来ました!
今夜のお店はピロピロを上海蟹に引き合わせてくれたお店です。

ご利用は東急世田谷線。
今日はピロピロのラッキーカラー、イエローです!I'm Lucky。

駅はココ。松陰神社前。
そしてお店は駅から松陰神社商店街を5.6分程歩き、世田谷通りを若林交差点方面に向かう途中にあるぅー、

広東料理Fooさんです。

余談ですがピロピロこの周辺がランニングコースなので知ってるんですが、ココの物件、Fooさんが入る前はほんっとにコロコロお店が変わって落ち着かなかったんだけどFooさんはだいたい4年ぐらいやってます。
何が言いたいかというと料理が美味い!ということです。
実力派ってコトだね。

メニューはおすすめと本日のメニュー(レギュラー)があります。

そして今日最大のお目当てはおっきな黒板にもありますあります!

酔っぱらい蟹 (上海蟹の紹興酒漬け)♪

上海蟹は蒸したり、ゆがいたり、味噌や身を他の材料と炒めたりイロイロな料理があるみたいだけど、ピロピロは俗に酔っ払い蟹と呼ばれるこの上海蟹の紹興酒漬けもしくは老酒漬けがダイスキです。
正しくはコレしか食べたことありませんw
毎年他の蒸したヤツとかも食べてみたいとは思いつつコイツと紹興酒の組み合わせに負けちゃうんだよね〜。

ってことでまずは紹興酒を。
なにやら聞いたことのある人物が。
かの三国志演義で有名な劉備玄徳さんじゃあーりませんか〜。
スタッフさんオススメの美皇帝という10年モノの紹興酒をイタダキマス。

そしてー!

きたよ!きましたよ。
酔っぱらい蟹が!

写真は上海蟹一杯の半分です。
見りゃわかるってw
すくねーって?
ただでさえ上海蟹はちっさいのにってピロピロも最初はそう思ったんだけど、食べてみるとコレでかなりマンゾッキーなんですよ。
ま、一杯1人で食べてもいーんだけど美味しいものこそ、もうちょっと食べたいというあたりで止めといたほうが、また次回のモチベーションにつながるし、
他にも美味しい料理を食べたいのでコレでお腹いっぱいにしようという気もないしね。

角度を変えてバックシャン!
ふるっ。
昔は女の人の後ろ姿をバックシャン!って言ったよね?ね?ね?
なんでシャンなのかはいまだにわかんないけどw。

本体と甲羅を分離!
(あ、ちなみに最初から分離してます。重ねてあっただけ)

相棒として欠かせない紹興酒、フィンガーボウルと1枚。パシャリ。
それにしてもこのニンニク…。
去年、おととしはなかったな。
漬け込みの調味液の味付け変わったのかな?
さて、撮影もホドホドに着手します。
メス!と言いたくなるけどココはハサミで。
まずは脚を分離ー!。
意外に硬いんで、チカラいりますよ。
手まで切らないように注意してねー。

脚の分離完了。
うーんハッキリ言ってグロい。
でもコレが美味い。

あ、ココで上海蟹の食べ方的な流れをカンタンに説明しとくと、

・まず紹興酒を頼む(最初は冷たいので)
・酔っ払い蟹を頼む(この辺の手順はいらないでしょうね、きっと)
・蟹が来るまで紹興酒飲む
・蟹がきた♪───O(≧∇≦)O────♪
・眺める
・ハサミを手に取る
・すべての脚を分離
・チュチュッと吸う
・脚にハサミを入れ殻を開きながら身を食べる
・殻についた身をこそげ落として殻をしゃぶるように味わう
・このへんから紹興酒をホットに変える
・蟹と紹興酒を行ったり来たり
・脚を食したら本体に着手
・オナカの尻尾みたいなトコをむしゃぶりつく
・本体を、ハサミで真っ二つにして開いて身を食べる(身の量はココがダントツで多いので隅から隅まで)
・メインの卵を堪能(ホットの紹興酒がよく合う)
・甲羅に付いてる身をこそげ落としつつ紹興酒を注いで余韻を楽しむ(甲羅酒)

このような流れでFinishですね。
ピロピロ的酔っ払い蟹の食べ方は。


えーっと蟹の脚で1番おいしいのは下から2番目だったかな?
人の手で蟹を作るとこの指。

薬指ね。
しかし、この脚が上海蟹も美味いかどうか…、わかりません!

こうやって食べるトコないでしょ!と思うようなちっさい脚にハサミをいれていくんです。そーなんです。

そしてこの爪。
ツウはこの爪を使って蟹の身をこそげ落とすのですが、今日の蟹は身離れが良くて良くてこそげ落とす必要がなく。。

普通は結構こびりつくようにくっついてるんですよ。
それをさっきの爪や蟹スプーンでホジホジするのが楽しみだったりするんですが。

コレみてよ。ほーんとこうやって身が離れるの〜。

もう、ちょっとしかこびりついてない。

こんなカンジでこびりついてるんだよ、普通は。この黒いトコね。

ニンニクもいってみよー。
う〜ん、うまぁい。
ちょっとづつカジカジして食べよう。

コレどの部分なんだろ?
キモい…。
と思って引き気味にいたのは過去の自分。
いまはもう気にならない、気にしない!
この細いのが脚なのか尻尾なのかなんて気にしない!
とにかくこの部分をチュウチュウするのだ。
ココは漬け込み液がシミシミでウマー(´Д` )なのです。

そして、チュウチュウした後はこのウラに身が潜んでいるのを見逃してはなりません!
あぶねー、あぶねー、もう油断も隙もありゃしないよー。

そんなこんなで最後の脚に。

今日の蟹はホント当たりだ。
身もシッカリだし。

こーんなキレイに身が取れる〜。

手の爪にも身がみっしりと。

そして、中ボス。
本体デス。黄金色に輝く卵が乗ってます。
こいつをチュチュッと味わいましてー。
その後にハサミでブツ切りに。

ヨコにまっぷたつに。
最後にたっぷりの身を堪能です。
ココまでかなり時間を費やしてまして約20分ぐらいはだまーって上海蟹と対話してます。

もうこの辺で紹興酒もホットにしていただいてます。
なぜならやはり香りがね。
たまらんのですよ。

先ほどのボトルをデキャンタに移してもらって蟹、紹興酒、蟹、紹興酒と交互にいきます。
実はホットがいちばんこの酔っ払い蟹には会う合う気がするなぁ。

そーしーてー、
いよいよ本丸のボスキャラ甲羅の部分。
遠慮なくむしゃぶりつきます。
うんめー♪───O(≧∇≦)O────♪

なくなった…。

しかーし、ここからが勝負。
この甲羅にこびりついたのをホジホジ。んー、ホジホジ。
そして、紹興酒を注ぐ!

こういうの何酒っていうんだっけ?
甲羅酒?
ひゃーまいうー。

何度かホジホジしての繰り返しで結果ピカピカマンボに。

フィニッシュです。
燃え尽きたよ、真っ白にな。

何も残んねえ。

おしぼりも大活躍。ありがとう。
ツワモノどもが夢のあと。

フィンガーボウル使ってねーw

いかがでしたか?
ピロピロと酔っ払い蟹との格闘。
もう夢のような至福の時間ですよ。
ホント一杯はいらない、半分で十分。
量を食べるものじゃないんだよね。

コレを初めて食べた時は衝撃でしたよ。
知らなくていい食べ物はいっぱいあると思うけど、コレは知ってよかったねー。
ここ数年は中国のお金持ちがこの味を知ってしまってなのか、日本へ入ってくる量が減ってるって聞くけど、養殖とか頑張ってもらって今後もずーっと食べてきたいなぁ。

あ、そうそう酔っ払いというか紹興酒漬けは結局蟹の生食なので寄生虫とかいろいろ問題があったりするので信頼の置けるお店で食べるに限るね。
その点、ココFooさんは安心。

んでもって要予約。
予約しなくても多分あるんだと分かっていても予約する。
なぜなら、
・確実に確保できる
・いいモノが抑えられる確率が上がる(希望的観測)
・予約することでお店とコミュニケーションが発生する(以外に大事)
こんなコトを思うからです。

さーて、最後になりましたが食べたのは酔っ払い蟹だけではありません。
どぞ。
山芋の老酒漬け。
この、ザーサイもオイシス。

いろいろ野菜の香り炒め。
野菜ウマー。コレいくらでも食べれそう。

メインは鳥取牛と野菜の黒胡椒炒めにしました。
A5ランク、サスガです。

さて。〆は個人的オススメ、チャーハン。
今日は最初から〆はコレって決めてました。
コレは五目チャーハンなんだけど軽いんだよねー。

そして来年のおせちはココの中華おせちにしました。
楽しみだなぁ。
林シェフ、本日もありがとうございました。

おっとその前にもう一回酔っ払い蟹を食いに来るか、それとも雄の上海蟹を初体験しに来るか…迷うぜぃ。


んじぁね。
広東料理 Foo
夜総合点★★★★ 4.0

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